発行体・通貨・発行市場のいずれかが外国である債券のことです。
国内で外貨建てで発行される債券や、海外で円建てで発行される債券も外国債券となります。
なお、一般的に外貨建て債券のことを外国債券と呼びます。
外国債券の利子や償還金などを日本円で受取る場合、為替レートの影響を受けます。
為替レートが円安になった場合は円での受取額が増えるので為替差益を得ることができますが、円高になった場合は円での受取額が減少するため為替差損が発生します。
そもそも、「円安」「円高」とは何でしょう?
今の為替レートが1USドル=100円だったとします。
これが、1USドル=120円になった場合「円安・ドル高」といいます。
逆に1USドル=80円になった場合、「円高・ドル安」といいます。
(1) 1USドル100円が120円になった場合、1USドルのホットドッグを買うのに120円払わなければなりません。つまり、100円で買えた時よりも円の価値が下がったといえます。これを「円安」といいます。
(2) 逆に1USドル100円が80円になった場合、1USドルのホットドッグを買うのに80円で済みます。つまり、100円で買えた時よりも円の価値が上がったといえます。これを「円高」といいます。